ベガの足跡
2004年
塚越雅則さん(元銀河501隊)と高橋真理子が出会い、戦時中に女学生が行っていた計算のことを聞く。
2005年
山梨県立科学館「夕涼み投影」(ボランティアグループ「星の語り部」制作)で、「変わらぬ星を見上げて」という戦争の記憶を残す作品を上映。跡部浩一と高橋真理子がかかわる。その後10月より、一般投影番組制作にむけて取材をスタート。
2006年4月~9月
山梨県立科学館で投影。他県にも広げたいというボランティア「戦場に輝くベガ上映実行委員会」が立ち上がる。
2007年
徳島県立あすたむらんどで投影。(ミニ企画展)
2008年
中央区タイムドーム明石で投影および特別展を実施。多くの当事者の方が集い、いろいろなつながりができる。
タイムドームをうけて、ベガ上映実行委員会が「報告書」を作成。
福島駅前の「子どもの夢を育む施設こむこむ」で投影および企画展を実施。
2009年
三次市ジミーカーターシビックセンター(広島県)で投影。
2010年
山梨大学の高橋智子准教授(科学史)が「高度方位暦」を発見。
高松市民文化センターで投影。
小説「戦場に輝くベガ」(鈴木一美 浅野ひろこ 一兎舎)が出版される。(中央区でベガをご覧になって以来、映画を作りたいとおっしゃっていた鈴木氏が、熱い思いで小説にされた)
サイエンスアゴラ2010で、ベガ上映委員会が「天測ワークショップ」を実施。
2012年
「聖マーガレット礼拝堂に祈りが途絶えた日―戦時下、星の軌跡を計算した女学生たち」(神野正美 光人社)が出版される。番組制作時に協力いただいた戦史ライターの神野氏と光人社の坂梨氏が、「ベガ」をきっかけにさらに深く調査をされた。
2013年
NHK FMシアターにて「ベガ」を原作にしたオーディオドラマ「天空の道標」を放送。
2014年1月~7月
山梨県立科学館で完全リメイク版「戦場に輝くベガ~約束の星を見上げて」を上映。
2014年8月
滋賀県平和祈念館で平面版の上映。