ベガで“つながる”ひと・まち・時代 − 戦場に輝くベガ上映実行委員会ウェブサイト |
||
|
||
戦場に輝くベガとは? あらすじプラネタリウム番組「戦場に輝くベガ〜約束の星を見上げて」は、ほんの60年前、星が武器になった時代を描いた2006年公開の作品です。 天文航法(*)で陸上爆撃機「銀河」を導く若き偵察員和夫と、その元データとなる高度方位暦をつくる学徒勤労動員の女学生久子。二人は離れていても、いつでも「ベガ」を見上げようと約束します。 離ればなれになったふたりが想いをつなぐ星。 沖縄戦出撃の前夜、和夫の久子に宛てた最期の手紙に「星が武器としてではなく、希望の光で輝ける日が来ることを願っています」と綴られていました。ベガの光はいまも変わることなく私達の頭上で輝き続け、大切な何かを伝えています。
(*)天文航法:星を測って自分の位置を知る方法 登場人物のご紹介久子 久子は、東京下町に暮らす女学生。子どもの頃から和夫から星の話を聞くのが大好きでした。なかでも七歳の時、和夫に教えてもらった七夕の星、こと座のベガとわし座のアルタイルは心に残っています。いま、思いを込めて、勤労する水路部で高度方位の計算に励みます。和夫の無事を祈って・・・ 和夫 和夫も、久子と星の話をするのが何より好きでした。幼い日の思い出の星・ベガ。「どこにいても、どんな時でも見上げよう」二人の“約束の星”ベガ。 爆撃機・銀河に乗ってベガを頼りに飛行する和夫が、爆撃機の窓越しに見たものは・・・。 「ベガよ、約束の星よ・・・久子さんのところへ・・・どうか、あの人のところへ帰してください」。 沖縄の戦場に、和夫の叫びがこだましました・・・。 |
|
|
このサイト内にあるテキストや画像の無段転載・使用はご遠慮ください |